のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

ナムコ製JAMMA→JVS変換基板の話

ネタにしていませんが、昨日念願の「ヴイ・ファイブ」をウインディIIでプレイすることができました。うれしくて楽しくて、もうアレしそうだったのですが、プレイ中に音声が左スピーカーからしか出ていないことに気づいてしまいました。
確かにJAMMA(JS)規格は標準ではモノラル出力で、ステレオ音声を出す場合は、各メーカーが独自に出力端子を基板上に設けているくらいでなのですが・・・*1
今回の基板は、変換基板対して、通常のJAMMAコネクタでしか接続していないので、モノラルの音声しか入力されていません*2。そのため、ステレオ音声では左のみになるのはある意味当然なのですが、「どうせ変換するならモノラルを2つに分けて擬似ステレオ化してくれたって・・・」と思ってしまうわけで。まともに買うと高いらしいですし*3
その後「ひょっとして何か設定があるのでは?」と思い直して、変換基板をマジマジと眺めてみると、ボード上にMONO・STEREOとプリントされたジャンパピンを発見しました!こいつがステレオ側になっていたので、モノラル側に変更すると、バッチリ両側から音声が出力されるようになってくれました、いやー良かったです。
・・・ということは、変換基板上にある、謎のコネクタのどれか1つは、ステレオ音声の入力用、ということなのでしょうか?うーん、マニュアルが欲しいところですねぇ。多分入手は困難なのでしょうけど。
そういえば、変換による遅延は感じてないですね。「虫姫さまふたり」の時みたいに、それぞれの環境でやり比べれば、判るのかもしれせんが。

*1:モノラルのままというメーカーもある。ケイブとか。

*2:ちなみにゲーム基板上にステレオ端子もない

*3:コナミ純正の変換基板は3万以上するらしい。