のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

ついにその時が!

ここ1〜2年で一部のシューティングゲームの基板の価格がどんどん高騰しています。自分の欲しかった基板もご多分にもれず、もはや手の届かない領域に行ってしまうものが後を絶ちません。一説によれば、海外に流れて、国内の枚数が激減しているからとか。他にもいろいろ聞きましたが、あえて書きません。
そんな基板の一つに、タイトーの「レイフォース」があります。特に純正インストと取扱説明書付きは、ここ1年で倍くらいになったのではないでしょうか?オークションでも高値で落札されるし、それに引っ張られるように、基板屋さんでの販売価格も上昇してしまいました。幸い、サターン版の「レイヤーセクション」の出来が良いので、これで我慢するよ・・・と自分に言い聞かせていました。でも友人宅の筺体で動いているレイフォースをみると・・・と基板へのあこがれが捨てきれないのでした。だって、サターン版と音違うんですよ?
その「レイフォース」が、いろいろあって、我が家にやってきてしまいました。何ということでしょう!すげー!マジかよ!?って感じです。入手経緯に関しては伏せます、ハイ。すみません。

このゲームについては、ここをご覧の方には説明は不要ですよね。システム・グラフィック・音楽とすべてが高い完成度を誇る名作です(異論は認めません)。ゲーム進行と音楽の融合具合は鳥肌モノです。自機の攻撃方法すら、演出の一つと思えてしまうほどです。


さて、ゲーム画面のご紹介。

タイトル画面でロゴが表示されるのが一瞬しかなく、撮影に苦労しました。バックが白いために走査線が目立っていますね。

レイフォースのデモといえば、このお方ですね。パイロットではなく、自機「X−LAY」に組み込まれた生体ユニットという設定でしたっけ。

システム紹介のデモもシンプルですが分かりやすいと思います。アドバタイズデモでシステム紹介するシューティングって、他にありましたっけ?・・・あー、沙羅曼蛇がパワーアップの紹介してましたね。思いつかないだけでいろいろありそうな気がしてきました(笑)。


基板の写真です。

このレイフォースはいわゆる「一枚基板」タイプですね。お約束のように68000が載っています。動作周波数である16MHzの数字が見えます。


音源周りのアップです。

ENSONIQ社製のチップが存在をアピールしています。ここからあのステキサウンドが奏でられるわけですね。当時発売されたサントラには、なぜかアレンジ版が収録されて、いろいろな意味で話題になりました。サントラを買った当初は基板からの音があまり記憶に残ってなかったので、アレンジ版とも気が付かなかったんですけど(汗)。上で音が違うと書いたサターン版は、このCD版の音が使用されているのです。
なお、このENSONIQ社の音源チップはPC用のサウンドカードにも採用されていました(どちらかというとそちらの方が有名かも?)。実は初めて買ったサウンドボードがENSONIQ社のチップを積んでいたんですよね。そのため、ちょっとこの音源には思い入れがあります。


ちなみにゲームの方は大した腕ではないです。当時アーケード版を数回、サターン版をそこそこやったくらいで、自己ベストは確か4面道中ですね。このゲームは是非とも1コインクリアしたいので、練習したいところです。実家で昔のゲーメストを発掘してくるかなぁ?何号だっけ・・・?