のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

新・ど本格シューティング

見出しだけで、分かる人には何のゲームのことか分かってしまいますね。そうです、今回紹介する新入荷基板はこのゲームになります。

このブログでも、何度かネタにしていますし、そもそもここをご覧の方で知らない方はいないと言えるほど有名な作品です。
ケイブが「怒首領蜂大往生」の次に送り出したシューティングゲームで、それまでとは違った弾幕のアプローチがなされています。残念ながら、人気が出ずに、基板が投げ売られてしまったそうです。その後、ジワジワと評価され、現在の人気に至っています。ゲームそのものだけでなく、いろいろな面で話題にもなりました。
さて、僕とケツイですが、運よく稼動当時に触ることが出来たのですが、弾幕を苦手としていたことや、システムがよく分からなかったこともあり、ほとんどプレイせずに終わっています。2〜3回遊んでもピンと来るモノがなかったんですね。「怒首領蜂大往生」は、下手ながらそこそこ遊んでいたので、無意識に「怒首領蜂大往生」的なものを求めていたのかもしれません。で、遊んでみて、ナニコレ?と思ったのではないかと。今思うと、ですが。オペレーターさんも当時のプレイヤーも少なからず、そういうところがあったのではないか?と考えてしまいますね(もちろん憶測です)。
アレから何年も経って、ケツイがどんなものであるかは理解して、作品的に好きなものにはなりました。ただ、再三ここでネタにしたように、ちっともうまくなりません。自己ベストは4面開幕、大体3面前半か2面後半、下手すると1面で終わります。やっぱり向いてないのでしょうか?5面の曲が大好きなので、せめて自力で5面の曲を聴きたいなーと思っているのですが。

さて、ゲーム画面のご紹介です。

起動直後の許諾画面です。"2003/01/01 MASTER VER"の表記が見えます。


タイトル画面です。斜め後ろからのアリス兄さんのショットです、もはやおなじみと言えますね。なぜ血を流しているのか、どういう状況なのか実は気になっています。

ゲーム画面です。

自機選択画面です。セレクトユアダルシム



デモンストレーション画面です。これまた何度もネタにしていますが、このデモプレイが憎らしいほど上手いんですよね。ケツイは稼ぎ的なプレイがそのまま攻略になる*1そうなので、デモのような動きが出来れば、クリアに近づくのでしょうけど。なかなか、ねぇ?


基板の画像です。

結構小さい基板です。IGS社製のPGMという基板がベースとのことです。本来PGM基板はMVS基板のようにカートリッジでゲームを交換できるのですが、この基板は1枚基板になっています。IGS社のゲームにもこのような基板があるのですが、何か理由があるのでしょうか?気になるところです。


メインCPU?のMC68000です。ちゃんと?モトローラ社製ですね。


音源周りです。ICSのWaveFrontのチップとZ80CPUが見えます。なんでもこの基板(音源)は結構特殊な音声フォーマット(MODだっけ?)を使っていたとか。そういえば、上のMC68000もそうですが、QFP版を実装してますね。レイアウトの都合でしょうか?


パッケージの刻印を削られたチップが載っています。まぁコピー防止策の1つでしょうね。


電池です。充電式だそうで、たまに通電して充電しないといけないそうです。ケツイの場合は電池が切れても(個人が使う分には)大した問題はないそうなのですが。
ちなみに写真の電池は液漏れしにくいタイプに交換されているようです。標準のままだと、液漏れを起こして、基板をダメにしてしまうこともあるそうです。このタイプの基板をお持ちで標準のまま(多分黄緑の電池)の方は電池の交換をお勧めします。上に書いたように無くても大丈夫なのでもしく取ってしまうのもアリです。


今回この基板を入手できたのは、いろいろな方のご厚意のおかげです。ここ最近はそのような形での入手が多く、感謝してもしきれません。なにか恩返しできればと思うのですが*2


と言うわけで、好きだけどちっとも上手くならないゲームはケツイでした。上にも書きましたが、今回の基板入手を機をその辺りを打破したいところです。
でもなー、アレとかソレとかナニとか他にもいろいろあるしなー(コラ

*1:前へ出る=5箱が出やすいという図式。

*2:もちろん対価は払ってますが。