コナミのヤバい基板
コナミ製の90年前半くらいのある音源チップを積んだ基板がヤバいのはその筋では有名ですが、先日Twitterで話題になっていて、気になって自分の手持ちも調べてみました。
該当する基板は7枚で、動作確認できたのが4枚、うち故障が1枚でした。うわぁん。
内訳は以下の通りです。
- ゼクセクス(1990) 故障
- G.I.JOE(1990) 正常
- ミスティックウォリアーズ(1993) 正常
- マーシャルチャンピオン(1993) 正常
- ガイアポリス(1993) 未確認
- X−MEN(1992) 未確認
- 究極戦隊ダダンダーン(1993) 未確認
ゼクセクスは該当の箇所の写真を有識者の方に見てもらい、ダメっぽいとの判定だったのですが、やはりダメでした。
ちなみに故障の原因は件の音源チップ上のコンデンサから液漏れを起こし、その影響で故障するのだそうで、ステレオで音声が出ない、音声のボリュームが上がらない、音声がノイズまみれになる等の症状が出ます。ひどくなると液漏れによって、基板が腐食して修理不能になってしまうのだとか。恐ろしいですね。修理自体は、液漏れを起こすコンデンサを交換すれば復活するそうです。
これは使用されているコンデンサの仕様上の不具合*1なのだそうです。つまり、今は大丈夫でも何れは故障してしまう、ということです。困ったものですなぁ。
未チェックな残りの3枚も早いところ確認しないといけませんね。そして修理・部品の交換をしないと・・・。