伝説が再び血で染まる。
ついにあの基板が手元にやってきました。
見出しでピンときた方は、かなりのマニアとお見受けします。「悪魔城ドラキュラ」です。ついにねんがんの、というヤツですね。
元となる作品については説明するまでもないと思いますが、アーケード版のこの作品は存在を知らない人もいるかもしれませんね。・・・いや、ここをご覧になっているみなさんはそんなことないかな?あまり出回りが良くなかった&入ってもすぐ撤去されたとのことですが、自分は運よく当時遊ぶことが出来ました。残念ながら遊びこむまでは行きませんでしたが。音楽が良く聞こえていたら、そのために遊んでいたかもしれません。
基板の画像です。
画像下に"GX768"のシルク印刷があります。このナンバーが「悪魔城ドラキュラ」のナンバーです。
音源チップのアップです。
この作品、なんとSCCを積んでいます。構成としては、FM音源のYM3812、SCC、DA音源となっています。この構成から奏でられるサウンドは、それはもう素晴らしいもので、上に書いたように、当時まともに聴けていたら、そのためだけに遊んでいたと思います。楽曲のどの部分がFM音源で、どの部分がSCCなのかよくわかりませんが、とにかくドラムの音がタマランのです。A−JAXのドラムの音、と書くと分かる方もいらっしゃるでしょうね。
ゲーム画面です。
ちとシモンがへっぴり腰に見えますが、重厚なグラフィックは雰囲気が良く出ていると思います。3面の女性の絵画等、ハッとさせられるシーンもしばしばです。ただ2面の序盤は何度見ても基板が壊れたかと思ってしまいます*1。
テストモードの画面です。初めて見たときは焦りました(笑)。
テストモードはほとんど操作することのできない確認用のモードで、サウンドテストは勝手にサウンドコードがカウントアップし、再生される仕様で、BGMも3秒程度で次の曲になってしまう寂しいものでした*2。
当時大して遊べなかったので、がんばって練習して先の面の曲を聴けるようになりたいですね。