のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

MVSの新規入手ソフトその4

ちょっと間があきました。すみません。例によって、折っておきますので、興味のある方だけどーぞ。
さて、今回紹介するのは、毛色を変えて「ミューティーション・ネイション」にしたいと思います。ネオジオを触ったことのある人でも、聞きなれないタイトルかと思いますが、ネオジオ初期のベルトスクロール型格闘アクション*1です。
このゲーム、濃いネオジオファンには、とあるネタで話題になったことがあります。実はパッケージイラストの主人公(?)が、キンターシリーズの京にそっくりなんです。もちろん、キンターシリーズオリジナルのキャラとして京は生まれたのですが*2。キンター94が発売されたとき、昔からのネオジオファンには「ミューティーションネイションの主人公か、渋いなSNK」と評判(?)になったものです。まぁあくまでイラストが似ているだけで、ゲーム中のキャラは似ても似つかないのですが*3
さて、肝心のゲームですが、正直イマイチな感じです。まぁ全然面白くないわけではないのですが。システム的には、ファイナルファイトっぽいのですが、キャラが薄っぺらいことや、演出の悪さが手伝って、コンティニューしてでも続きをみる気になれませんでした*4。この手のゲームは、連コインでエンディングを見させるゲームだと思うので、難易度はともかく、先の面を見たいと思わせる何かがないとヒットには繋がらないでしょうね。ああ、偉大なり、ファイナルファイト・・・。
初期のネオジオは、感心するくらい、さまざまなジャンルのゲームをリリースしていました。当然ヒットまで行かなかったゲームもあります。しかし、ネオジオ、つまりMVSを普及させようとがんばっているのが伝わってきて、好感が持てました。これでもう少し品質(ゲームバランス、グラフィック)が高ければ、餓狼2を待つこともなく、普及したのではないかと思います。正直、見た目にアレなゲームもあるので、損をしていたかと。
ちなみに僕は、リリース当時、1度もプレイしたことはありません(^^;)。折角格安で入手したので、1周くらいは回ってやろうかと思っています。

*1:いわゆる、"ファイナルファイト"タイプ。

*2:なにかのインタビューでデザイナーさんがおっしゃっていた。

*3:同じハードのキャラとは思えないくらい・・・。

*4:つまり、動作確認に1プレイしただけ。