のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

MVSの新規入手ソフトその6

やっと6本目です。この手のネタは大抵途中で打ち切り(マテ)になりがちですが、がんばって更新します*1。あと、完結したら、本サイトの別ページまとめるかも。
さて、今回紹介するのは「サムライスピリッツ」です。昨年、最新作にして、最終作(?)の『サムライスピリッツ天下一剣客伝』がリリースされ、この日記でも話題にしていたので、名前だけでも知っている方もみえるでしょうね。このゲームは、当時かなりやり込みました。それだけに書きたいことも一杯です*2。というわけで、折っておきますね。
このゲームは(ここを見るような人にとっては)有名なので、特に説明的なものは省きます。他のサイトでも語られつくされてますしね。
このゲームとの出会いは、長久手ネオジオランドに先行入荷したのをバイト先の社長と見に行ったときでした。50インチの筐体で動いていたのを今でも覚えています。メチャクチャ減る大斬り、飛び散る血飛沫、勝負が決したときに真っ二つになる相手、等それまでの格闘ゲームにない、武器格闘ならではの演出はものすごいインパクトでした。それゆえに、最新作の演出*3には、やや不満が残ります。時勢を考慮してのことなので、納得はしていますが。そうそう、飛脚の投げる肉で回復できるのも、新しかったですね*4
テーマがテーマだけに、ある意味当然ですが、"和"を意識した楽曲も良かったですね。和太鼓の音から始まる、尺八、三味線で奏でられ、渋いナレーションの入るオープングは、初めて見たときは釘付けでした。今見てもカッコいいと思います。BGMがBGMに徹しているのも良かったですね*5。逆に単なる曲として聞くと、アレ?ってのもありますが。
当時は、期待の新作『餓狼伝説スペシャル』のリリース直前でした。そこへ、何の予告もなく、いきなりのリリースだったので、単なる場つなぎか?と思われていました*6。ところが、予想外に人気が出てしまい、家庭用ROMを求める難民が続出しました。当時、半導体を製造する工場が爆発事故だか火事だかをおこし、ROMの供給がストップしてしまったんですね。その影響で、初回の出荷がかなり制限されてしまい・・・というわけです*7。まぁこれも比較的有名な話ですね。
今でこそ、持ちキャラは"柳生十兵衛"になっていますが、稼動当初は"服部半蔵"を使っていました*8。しかし、とことんリーチの長いキャラ*9に詰んでいるのに嫌気が差して、キャラ換えしました*10。どうでもいいですが、王虎(ワンフー)は、初代が一番いいと思うのは僕だけでしょうか?武器も声も。というか、剣サムの弄られようは、ちょっと酷いかも*11
冒頭にも書きましたが、このゲーム*12はアホみたいにプレイしましたね。対戦も1人用も。MVS用のROMを入手して、久々にプレイしたのですが、1人目のナコルルにアッサリ負けてしまい、ショックが隠せませんでした。うーん、これを今からワンコインクリアするのはちょっと骨が折れそうな気が(^^;)。そのうち紹介する予定の「真サムライスピリッツ」で勘弁してくださいm(__)m。

*1:何本かはまとめて紹介するかも。キンターとか。ちなみにその12まで行く予定。

*2:全部は書けないが。

*3:要は血が出ない、真っ二つにならない。刃物で切っているにも拘らず、である。

*4:この要素が最新作で復活してうれしい限りである。

*5:ガルフォードステージ等の一部を除く。

*6:実際SNK社内的にもそうだったらしいが。

*7:もちろん自分はバイト先で予約して買ったので問題なし。

*8:初プレイも半蔵。忍者好きなんで。

*9:シャルロットとか幻庵とか。

*10:十兵衛の無駄に熱いボイスと二ッ角羅刀に惚れたという話もある。

*11:特に紫ナコルル相手のとき。

*12:と次作「真〜」