のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

TRUXIONって、どういう意味なんだろ?

TRUXION(東亜プランタイトー 1988)
さて、予告どおり、東亜プランシューティングゲームである「達人(TATSUJIN)」の海外版「TRUXION」を紹介します。


タイトル画面です。達人の特徴であるドクロを模したロゴは同じで、中の文字が違います。一昔前のゲームは海外版の方が難易度が高いことが多かったのですが、このゲームの場合は、ゲーム内容に違いは無いようです。



今回は録画していないのでデモ画面のみで。達人の特徴であるサンダーレーザーがカッコイイですよね。当時「何その名前!?」と思った、達人ビームも今なら受け入れられます(笑)。ボスも割りと見たら忘れられないデザインだと思います*1
実は達人は得意ではありません。アーケードでは2面が関の山、メガドラではそこそこ先に進めましたがクリアには至っていません*2。でもゲーム内容、音楽ともにお気に入りだったりします。パターンゲームだそうなので、がんばって1周くらいはしたいと思っていますが、果たして?連射があればもう少し楽になるかな??


いつものように基板の写真です。

東亜プラン初期から中期にかけての基板なので、飛翔鮫の基板より小さく、ヴイ・ファイブより大きいという感じですね。あくまで手元にある東亜系の基板との比較なので、実際は違うかもしれませんが。


で、この達人の基板、基板上のジャンパ設定で、国内版にも海外版にもなるそうで、Twitter上で、フォローしている方々から、設定を教えていただきました。

上の写真が、対象となるジャンパ設定の部分です。ちょっと見難いですが、J8とシルク印刷された場所の真下にある部分のJ1〜J3が、該当のジャンパで、写真ではジャンパ線として、抵抗が取り付けられています。この抵抗を取り外すと国内版に早変りするとのことです。このジャンパの組み合わせで、タイトル画面のメーカー表記?や、ネームエントリーの文字数に変化があるそうです。逆に言うと、基板に載っているROM自体は共通ということですね。


実はこの基板、ちょっと調子が悪いです。音声ボリュームを操作すると画面が乱れます。写真はTVの画面を映したので、そもそもあまり綺麗に写ってないのですが、これがなんとか最良の状態に出来た画面で、酷いとノイズ乗りまくりで色もおかしくなり、大変なことになります。ボリューム部を修理すれば直るのか、他の部分もおかしいのか分かりませんが、なんとか直したいところです。

*1:少なくとも自分は印象に残っている。

*2:例のボンバーワザを使えばクリアできる・か・も。