のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

正月も終わったので

UPL祭りだ!<いい加減にしろ<いやいや、ココだけは譲れないさ
というわけで、昨年末に紹介できなかった「レイダース5」をご紹介。

  • レイダース5(UPL・TAITO/1985)

このゲーム、雑誌(たぶんBeep!)の紹介で小さな画面写真しか見たことが無く(記事の内容についても覚えてない)、当然ゲーセンでも遊んだことがありませんでした。ゲームの内容については、こちらの紹介等で割と近年になってから知ることになったのですが。
ちなみにハーネスの都合で入手から半年ほど放置しており、先日ネタにしたようにようやくハーネスを作成し、今回の日記を書くに至ったワケです。あ、一応「忍者くん魔城の冒険」のハーネスで絵出し、音出しは出来ることがわかったので、年末には起動は確認していましたが。
詳しい説明は省きますが、ゲームとしては、シューティングにパズル要素が加わったような感じです。目的はステージ内にあるターゲットブロックと呼ばれる金色のブロックをすべて破壊することなのですが、任意に止まることが出来ない等、自分の移動に制限がかかっており、敵を利用して向きを変える*1辺りがパズルっぽさを醸し出しています。
タイトル画面です。

タイトーが販売だったためか、UPLの表示が申し訳程度にしか表示されません。時代ですね。東亜プランのように、一切表示されない作品もあるので、表示されるだけマシかもしれません。
ゲーム画面です。

迷路のようなステージ構成になっています。どの面もこんな感じですね。パッと見シューティングには見えないと思います。自機の形で辛うじて、というところでしょうか?

基板の画像です。

この頃のUPLのゲームのお約束、カスタムチップの見当たらない基板です。また珍しくライセンスシールがCPU上に貼ってありません。なんとなく、他のUPL基板と比べて、異質な感じがするのは僕だけでしょうか?何がどう異質なのかは美味く説明できませんが・・・。

あとは音源チップのAY-3-8910×2がソケットに入ってるのも珍しい感じですね。写真は撮っていませんが、CPUはこの頃の定番、Z80×2の構成です。

ライセンスシールのアップです。

上にも書いたように、いつものCPU上ではなく、普通に基板上に貼ってあります*2。いつもの場所にないだけで、こうも違和感を感じるとはw


このゲーム、なんでも結構枚数が少なく貴重な基板らしいです。出荷数が少ないのか、出荷はされたけど、ゲーセンに入らなかったのか分かりませんが・・・。加えて難解なルールのせいでインカムも悪かったのかもしれません(=即撤去)。確かにオークションでは滅多に見かけない気はします。でも普通に売ってる店あるんですよねw*3
「NOVA2001」「アークエリア」ほどサクッと遊べるものではありませんが、いずれじっくりとやり込みたい作品です。

*1:敵にショットを当てると一定時間卵状態になり、壁と同じ扱いになる。

*2:手元の「忍者くん魔城の冒険」もそうだけど。

*3:それなりな値段ではありますが。