のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

ウインディ2にPCを繋いでみる・リベンジ

先日、失敗に終わったウインディ2筐体へのPC接続、その後判ったことを試すべく、その機会を伺っていました。今日、たまたま早く帰宅することができたので、せっかくだからと再実験してみました。今回は長いので折っておきます。
何は無くとも、モニタが正常かどうかを確認するために、NAOMI基板を31KHzモードで再度接続してみました。ゲームは当然「スラッシュアウト」です。


無事画面が表示されました。大丈夫だとは思っていましたが、確認できて、やれやれという感じです。
と言うわけで、本格的に実験再開です。まずは確実にVGA31KHz信号を出力してくれる、ドリームキャスト(DC)を接続してみました。
VGAデミロ*1をDCのAV端子に接続して、筐体のVGAケーブルをVGAデミロに接続します。音声は先回のPCと同じように、変換コネクタを使って、筐体側に入力します。

電源を投入、続けてウインディ2にも電源を入れてみました。・・・が、映りません。「ええ〜!?ウインディ2のモニタって、そんなにシビアなの!?終わった・・・orz」と一瞬思いましたが、音声も出ていないことに気が付き、DC側のAV端子をまさぐると、画面に変化がありました。「コレは!」と思い、一旦電源を落として、VGAデミロのケーブルを数回抜き差しして、再度電源を入れてみると・・・

バッチリ表示されました!!いやー焦りましたよ、マジで(;´д`)。つか、VGAきれいですね、惚れ惚れします。DCサイコー!(笑)ちなみに画面確認にはDCらしいゲーム*2ということで、箱○さんのXBLAでのリリースが発表された「Rez*3」と、"アーケード版っぽいけど実はDC版"のようなノリが欲しかったので「電脳戦記バーチャロンオラトリオタングラム*4」を選びました。
というわけで、第一段階はクリア、いよいよ本命のPCの接続です。DCに接続してあった筐体からのケーブル類をそのまま移植しました。次にOS側の設定を変更します。画面のプロパティから設定タブを選び、2番モニタの設定を確認します。解像度は640×480になっています。おもむろに右クリックしてメニューを表示させます。内容を確認すると・・・メニュー上のプライマリが使用不可状態になっていました。これは・・・例の作戦・・・だめ?不安になりつつ、接続を選ぶと筐体のモニタがカチンという音を立てて、デスクトップ画面が表示されました。思わず、おおっと声を上げてしまいました(^^;)。
とりあえずこの状態で、東方風神緑を起動してみます。・・・ノートPCの画面には表示されていますが、筐体のモニタはデスクトップのままです。当たり前ですね。うーん、あと一歩なのですが。
しばし考え込むと、あることを思い出しました。ノートPCには外部モニタと本体の液晶の表示を切り替える機能があります*5。これを試してみることにしました。
現在液晶には東方風神緑の画面が表示されています。解像度は640×480のはずです。ドキドキしながら、Fnキーを押しつつF8キーを押してみました。すると一瞬画面が乱れたあと、東方風神緑のタイトル画面が筐体に表示されました!

やりました、成功です!!ただ、普段液晶で見ている画面より、眠たい画というか、カッチリ感がありません。やはりソフトフォーカスなんですね、このモニタ。うーんもう少しだけ何とかならないのかなぁ?怖いけど、後ろのモニタ基板見てみようかなぁ?*6
うーん、それにしても、なんで前回出力先切替に気が付かなかったんでしょうか。オレのバカバカオレのバカァ!ま、ともあれ、無事表示を確認できました。あーよかった。

*1:非純正のVGAボックス。機能的には十分なのだが、音声にノイズが結構載ってしまうのが難点。

*2:もちろん主観である。

*3:実は購入してから、初めて起動した。

*4:操作説明画面のDCパッドがポイント。

*5:要するに今液晶に映っている画面をそのまま外部に表示するということ。大抵、本体→外部→本体外部両方→本体の順に切り替わる。プレゼン等でプロジェクタに表示する際に活躍する機能だ。

*6:モニタ基板はブラウン管の後ろ側にあり、その付近はヘタに触ると感電する恐れがある。