のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

コントロールボックスのこと

アーケード基板を自宅で遊ぶためのものです。最近、この手のネタからは、全くもって離れてしまっているのですが、ちょいと友人のFuyuzaki氏が気にしているようなのでネタにしてみました。
僕が所有している、シグマ電子製の"AV5000"と"Σ8000TB"は、電源と映像出力とジョイスティックの2つに分かれたものになっているもので、いわゆる一般的なコントロールボックスとは、違います*1。実は1世代前のものだったりします*2。また、ジョイスティックである8000TBはケーブルを変えるとさまざまな家庭用ハード使用が可能になります*3。構成すパーツもアーケード筐体用のパーツを使用しており、その大きさ(重さ)と相まって、ジョイスティックとしては、最上のモノとなっています。
さて、2つに分かれているメリットですが、それぞれ単体の大きさが小さくなるので、場所をとらないこともあるのですが、なんといっても、対戦格闘で遊ぶときに、お互いが邪魔にならずに対戦できることです。今は対戦台といって、両側にモニタがあり、お互いが顔をあわせず対戦できる筐体が主流ですが、昔は対戦といえば、狭いコンパネに2人で向かって、肩をぶつけながら対戦したものです(やや誇張あり^^;)。まさか、家に対戦台を持ち込むわけにはいかないので、コントロールボックスで、ジョイスティックが別々になるのは格闘ゲーマーにとって、夢のような対戦環境だったのです(そもそも、家で業務用のゲームを遊ぶこと自体が夢のようともいえるのですが)。もっとも、その分、ほかのコントロールボックスより、割高になっています。でもそれを補って余りあるメリットはあると思います。
というわけで、予算の都合がつくなら、シグマ電子のAVx000シリーズ+Σx0000TBシリーズで決まりですよ?

*1:一般的には、電源、映像出力、そしてジョイスティックが一体になっている。ちなみにジョイスティック部はアーケード筐体に使用するパネルがそのまま使用されることが多い。

*2:正確には、電源・映像出力部は2世代、ジョイスティックは1世代前。今回はジョイスティックを重視し、1世代前とした。良く考えてみると10年くらい前のモデルということに気づいた。

*3:スーパーファミコンセガサターンプレイステーション(一部誤動作するソフトあり、ちなみにPS2は使用不可orz)用のケーブルがある、また、あまり知られていないが、標準ケーブルでネオジオにも使用できる。