のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

格闘ゲーム専門誌『闘劇魂Vol.1』

ストリートファイターII」の大ヒットから始まった、対戦格闘ゲームのブームが去って、早数年、定番のシリーズモノが毎年リリースされるものの、格闘ゲームは一部のマニア向けのゲームになってしまっていました。近年、人気あるの他ジャンルのゲームが、格闘ゲームとして同人ソフトになる動きがあり、さらにそれが(同人ソフトにしては)大ヒットし、今まで格闘ゲームをしなかった人たちが格闘ゲームをプレイするようになって来ました。そして、かつて無い事件が。その同人ソフトが、アーケードゲームとして移植されたのです。これにより、アーケードで格闘ゲームする人が一気に増加し、ゲームセンターに新たな風がふきこまれました。
そんな状況にあわせるかのように、この夏、名作の続編や新作が矢継ぎ早にリリースされています。この日記でも、よく取り上げている「サムライスピリッツ 天下一剣客伝」もその一つです。スケジュールを見ると、毎月のように新作格闘ゲームがリリースされていきます。ちょっと驚きです。それどころか、それぞれがプレイヤーの奪い合いをしないかどうか、心配になってしまいます。
そして、満を持して発売されたのが、この雑誌『闘劇魂Vol.1』です。2〜3年では考えられない、格闘ゲームのみに焦点をあわせた内容、その意気や良し!というものです。発表されたばかりの未発売ゲームのレポート*1や発売直前のゲームの対戦に役立つ知識*2や、有名プレイヤーのインタビュー、格闘ゲームの心得*3ときて、極めつけは付録のDVDです。やはり実際の動きで見るのが一番ということで、10000秒もの収録時間にたっぷり連続技やら、名勝負の映像*4が収められています。いやはや、エンターブレイン、というか、アルカディア編集部の本気加減が伺えて、なんだかうれしくなってきます。
・・・と、ここまで書いておいて、実はまだ買っていません(^^;)。なくならないうちに買っておかないとなぁ。

*1:年末の期待作「北斗の拳」とか。

*2:GGXXスラッシュ、サムスピ剣客伝等。

*3:まぁありがちですが。

*4:この雑誌のタイトルの元になっている、エンターブレイン主催の格闘ゲーム大会「闘劇」の試合の映像。