Dark Adventure
今回紹介するゲームは知る人ぞ知る類のゲームです。まさかこちらが先に手に入るとは思っていませんでしたね。
- Dark Adventure(コナミ 1987)
聞き慣れないタイトルかと思いますが、このゲームはコナミの「魔獣の王国」の海外版である「Devil World」の別バージョンになります。よって、国内版は存在しません。
別バージョン、ということで「魔獣の王国」から、かなりのシステム変更が入っています。「魔獣の王国」と言えば、「グラディウス」式のパワーアップが有名ですが、今作はなんと、パワーユニット式になっています。またプレイヤーキャラが１人追加され、３人同時プレイが可能になっています。他にも、ステージクリア型から、ステージ移動型になったり、それにともなって、ステージ数が大幅に増加したりと、見た目は似ていてもかなり別なゲームになっています。またコンティニューの制限が撤廃されていて、コインを追加で投入すると残機が増えるようになっています。まだまだ変更点はありますが、このくらいで。
自分はこの変更点を知って、まず最初に「グラディウス」が「沙羅曼蛇」になった感じだなぁと思いました。パワーアップの方式の変更ももちろんなのですが、コインを入れて残機が増えるところなんか、もろソレなんですよね*1。なんというか、沙羅曼蛇スキーとして、ビビッとキテしまったのですよ。
そんな感じで以前から、魔城の王国も含めて、欲しいなーと思っていた*2ところに、買えるチャンスが転がり込んできました。勘の良い方はお気づきと思いますが、そうです、eBayで発見してしまったのです。しかもMakeOrder付で。詳しくは省きますが、こうして手元にDark Adventureがやってきたのです。
というわけで、タイトル画面とランキング画面です。シンプルな画面ですね。ランキングは３人分あって、プレイヤーキャラが３人いることが分かりますね。
デモ画面です。
登場キャラのイメージやアイテム紹介が表示されます。画像はありませんが、ゲームシステム(パワーアップ等)の紹介などもあります。
ゲーム画面です。上にも書いたように、魔獣の王国にあった、画面下部のパワーアップゲージがありません。プレイヤーキャラの体力ゲージも３人分並びそうなサイズと配置になっています。
全般的に言えることはとにかく曲が熱いです。コナミがオーケストラヒットを多用していたころの曲なので、すごいことになっています。そこがいいんですけどね。サントラにも収録されているので、ゲーム自体は遊んだことがなくても、耳にした人もそれなりにいるのでは無いでしょうか？去年までの自分もそうですし。
基板の写真です。例によって左が表、右が裏です。
以前ここでネタにしたグラディウスIIも、同じTWIN16システムですが、あちらが３枚基板に対して、こちらは２枚基板になっています。詳しい違いは分かりませんが、消費電力的に２枚の方が有利なんだとか？
写真では見難いですが、実は２つのメインＣＰＵ(MC68000)にうっすらと"Dark""Adventure"とか書いてあります。これがeBayクオリティかorz
ちなみにインストもマニュアルもないので、設定等は不明だったりします。特徴のひとつである３人同時プレイ用の配線がさっぱり分からないのが痛いですね(実際に配線するかは別として)。マニュアルも何とかして手に入れたいところですね。
