のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

続・クリスマスだったので

せっかくだから俺はUPL祭りをするぜ!<もういい
というわけで、昨日の続きです。「アークエリア」行ってみよう!

  • アークエリア(UPL/1988)

昨日も書きましたが「NOVA2001」のリメイク的な位置付けのこの作品、システムはほぼ一緒ですが、パワーアップが追加されていたり、敵の攻撃が激しく、かつ、派手になっています。加えて、二人同時プレイが可能になっており、前述の派手さも合わせて、今風(といってもリリース当時の話ですが)な内容になっています。
このゲームは基板入手して初めて遊びました。実は存在を知ったのもここ何年かの話だったりします。UPL好きなのは昔からですけど、以前書いた「バンダイク」同様、稼動当時見かけなかったゲームは、知らないまま過ごしてしまったんですよね。UPLのゲームは、「忍者くん」シリーズ等の一部の作品を除いて、レトロゲーセンでも動いているところを見かけないので、そりゃ遊ぶ機会もないというものです(言い訳)。
タイトル画面です。

左の写真のように、タイトルの文字がクルクル回りながら表示され、回転が止まって、右のタイトル表示完了という流れになっています。回転が止まって文字が読める状態の時間が結構短くて、実は写真撮るときに、1回撮りそこないました(笑)。
ランキング画面です。

実にシンプルですね。ハイスコアは適当に遊んで残したものです。
ゲーム画面です。

色使いは相変わらずというか、より派手な感じになってます。ただ、色数が増えたのか、もっと綺麗に見えますね。
ワラワラ敵が出てくるのは「NOVA2001」と同様ですが、もっと敵の動きが速く、ギャプラスのように編隊を組んで出現します。ほぼ初見でも序盤ならある程度対応できた「NOVA2001」に対して、今作は敵の出現パターンが分からずにあっさりミスしてしまいました。まぁそれでも、このゲームは簡単な部類のようですが。
基板の画像です。

こちらもカスタムチップらしきものは一切乗っていないように見受けられます。この基板って、ミュータントナイトと同じ基板に見えるのですがどうでしょうね?(リリース時期はアークエリアの方が1年くらいあと)


もちろん?ライセンスシール付です。UPLのシルク印刷もあります。
CPUと音源周りのアップです。

音源はYM2203が2つ搭載されています。フルに使えばかなり豪華な音が出せそうな気がしますが、あまり生かせてない気もします(苦笑)。片方は効果音用かもしれませんね。あとCPUなんですが、ROHMとかいう聞いたことないメーカー*1のZ80Bが載っていました。また過去の例から、ライセンスシールが貼られたチップもCPUだと思われます。

そうそう、「アークエリア」といえば、忘れてはいけないことがあります。次の動画をご覧ください。

UPLのゲームをを知らない人が見たら、10人中9人は基板の故障と思うであろうこの動画、れっきとしたゲーム中の演出なのです。強烈ですよね。もっとも、この手の残像のような演出はUPLでは、割とおなじみなんですよね。でも、ゲームしてて、途中のステージから、いきなりこんなの見せられたら、UPLを知っている人でも、焦りますよねぇ?なお、動画は北さん(@kita65535)からご提供いただきました。感謝!

一応通常プレイの動画も貼っておきますね。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5410058:movie:w360,h270



というわけで、NOVA2001をやりこんだら、今度はアークエリアもやり込んでみようと思います。せめて上の演出を自力で見てみたいですね。

*1:調べてみると、抵抗器メーカーらしい。