のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

知っているのか、雷電!?<それ違う

はい、今回の基板は縦シューティングの名作「雷電」です。

ここをご覧になっているような方には、説明は不要どころか、下手なことを書くと、怒られそうなほどメジャーな作品ですね。ゲーム内容はショット+ボンバーで攻撃する、いわゆる東亜プラン型の縦スクロールシューティングです。現在も作品がリリースされ続けている伝統的なシステムですね。雷電そのものも、シリーズが現在まで続いています。
雷電を初めて遊んだのは、確か高校時代のことで、最初は素で東亜プランの新作かと思っていました(汗)。以前ここでも言及している通り、縦シューは好きでもヘタクソなので、当時もせいぜい2面ボス程度までしか進めませんでした。まぁたぶん今ならもう少し進めるんじゃないかなぁと思います(笑)。
では、なぜ基板入手に至ったのか?以前から、ちゃんと遊びたいと思っていたこともあったのですが、つい先日アップされた、INHブログの池田社長の言葉を読んだからです。なんか、やってみるか!って気になるじゃないですか!!
というわけで、久々に遊んでみたところ、やっぱり2面ボスで終了でした。難易度が下がる2P側を使って、です。ヘタだなぁ。

さて、ゲーム画面の紹介です。
タイトル画面です。

リリースされて、じわじわと人気が上がっていき、本当にどこのゲーセンでも稼動してたので、見覚えのある人が多いでしょうね。デカデカと表示された「雷電」の文字がカッコいいです。

ゲーム画面です。自機のデザインとか何気に好みなんですよね。

ホント、この雰囲気を真似たゲームを一時期よく見ましたね*1

ランキング画面です。

この画面も雰囲気あって好きなんですよね。


お次は基板のご紹介。

大き過ぎず、小さ過ぎない時代相当な基板でしょうか?90年の基板とすると大きいのかな?ちなみにこの基板のメインCPUはV30だそうです。でも、基板上にソレらしき石が見当たりません。頭にSEIBUとかSEIとかRAIDENとか書かれた石がたくさんあるので、隠されているのでしょうね。
個人的にV30というCPUはNECのPC98シリーズを思い出してしまって、アーケードゲームで使われていると、んん?っと思ってしまいますね。アイレムのM92とかもこのCPUのシリーズを使っているのですが(V33とV30を使用)。


音源周りです。

YM3812+MSM6295だったんですね。YM2203辺りと思い込んでいました。メガドラ版をよくやっていたせいかもしれませんが。逆に言うとメガドラ版は結構音似せていたんだなぁと。


ちなみにインスト取説は純正でした。

うれしい誤算でしたね。


雷電は比較的移植されたハードが多いのですが、PS版のように、音以外はほぼ完璧に近いものもあれば、本来発売中止?だったものを無理やり?発売したリンクス版まで、移植度は玉石混合です。PS版は別格として、FM−TOWNS版の移植度はかなり高かったようです。PCE版も横画面へのアレンジがされつつも、出来は良かったようです。ちなみにどちらも未プレイですが。
ちなみにメガドラ版はクリアまでやりました。難易度は大分マイルドになっていましたが、雰囲気はよく出ている、良移植だと思います。画面を切って、ちゃんと縦画面の比率で遊べるのも個人的にポイントが高いですね。あえて難点を書くなら、ショットの発射音が残念な感じです。聞いていると脱力しますが*2、遊んでいれば気にならなくなります。同じ「雷電伝説」というタイトルのSFC版とは全く別物*3ですので、ひとつ。


というわけで、定期的に筐体に基板をセットして長く遊んでいきたいです。頑張ってクリアしたいですね。連付なら何とかなるかなぁ?

*1:雷電の販売元のテクモから出たファイナルスターフォースとか。

*2:ペンペンペンペンと聞こえる。もう少し何とかならなかったのだろうか?

*3:つまりSFC版の出来は・・・。