のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

モニタの歪曲その後

思い立って、モニタの現状を写真に撮って、Twitter上に公開し、有識者の方にアドバイスを求めてみました。ありがたいことに数名の方からアドバイスを頂くことができました。運のいいことに実際にウインディIIをお持ちの方から、モニタ基板上で調整可能とのお話を頂くことが出来て、いろいろ望みが出てきました。ちなみに、このモニタの歪曲、正確?には「糸巻き歪み」というのだそうです*1
で、早速モニタ基板を引っ張り出して、調整してみました。以前もネタにしたことがあったと思いますが、ウインディIIのモニタ基板は、筐体の背面のフタを開けると、下の方に見える大きめの基板で、この上にある調整ボリュームを触ることになるのですが、上の書いたように筐体内部にあり、外側から触ることが出来ません。しかも、件のボリュームは、筐体の背中側の側に面するように配置されている為、取り出さない限り、見ることも出来ないという、中々にヒドイ設計だったりします。
引っ張り出しましたよ、ええ。
写真の通り、引っ張り出そうと手を筐体の中に入れようとすると、目の前に高電圧部のモニタのネック基板が来るので、コワイコワイ(汗)。とはいえ、引っ張り出すのもすでに4回目くらいなので、多少はスムーズに調整ボリュームを触れる位置に持ってくることが出来ました。


というわけで、ウインディIIのモニタ基板上の調整ボリュームです。横並びのもの以外に少し奥まった場所に2個あります。
明らかに違うもの以外のボリュームをいろいろいじってみたのですが、変化なし。奥まった場所の2個も弄ったのですが、どうもこちらは周波数を弄るものらしく、触ったら高周波が出たので、慌てて戻しました。
結局、モニタ基板上での調整では、糸巻き歪みを直すことはできませんでした。うーん、やっぱり修理しかないようですね。京浜サービスさんで1万コースですかねぇ。直ればですけど。というか、ブラウン管側の問題だと修理に出すのも大変なんですよね、いろいろと。

*1:言われてみれば、聞いたことのある話ではあったが。