のんびりおうちでアーケード基板

おっさんがアーケード基板について語ったり語らなかったりするユルいブログ。

こわれた?

久々にMVSに触りました。今回は基板を別のゲームに換えて、遊んでみることにしました。
というわけで、選ばれた基板は、ナムコニューマンアスレチックスデータイースト「ウルフファング」ニチブツ「テラフォース」です。選んだ理由は「ニューマンアスレチックス」以外は特にありません(^^;)。
以下、マニアックなネタが続くので読みたい方だけドーゾ。
さて、まずは「ニューマンアスレチックス」です。MV−4の横に刺さっているハーネスをはずし、ニューマンアスレチックスの基板のエッジコネクタに差し込みます。電源オン・・・映りません(大汗)。ハーネスを挿し直してもう一度・・・やはり映りません。「やっべー」と思いつつ、ハーネスを再度挿し直し・・・ROMチェック画面キタワァ。とまぁヒヤヒヤしつつも無事起動しました。喜びもつかの間、異変に気が付いてしまいます。デモサウンドが聞こえないのです。オフにしたかどうか、定かではないので、今回の目的の筐体のテストスイッチ*1を押します。・・・が何も起こりません。「??」と思いつつ、数回押しますが言うことを聞きません。ためしに隣のサービススイッチ*2を押すと、しっかり1コイン分カウントされました。実はニューマンアスレチックスはテストスイッチを使用しないとテストモードに入ることが出来ない基板*3で、購入してから一度も設定を触っていなかったんですね。さらにこのゲーム記録がバックアップされるので、購入時に記録されていた激烈な記録*4を初期化するためにもテストモードに入る必要があるわけで。で、今回筐体を入手することで、ついにテストスイッチを押すときが!と思っていたのですが・・・(涙)。デモサウンドは基板上のボリュームを操作することで、聞こえるようにはなったのですが、最大にしても小さい上に、ノイズが酷い状態です。とりあえず動作確認に1プレイ・・・クリアできずorz。うーん下手になりました(^^;)。
さて、疑問は尽きないものの、別の基板をつなげてみることに。というわけで「ウルフファング」の登場です。ハーネスをエッジコネクタに接続して、電源ON!無事起動です。音声は・・・右からしか出ていない??ここでふと気づきました。MVSと純正JAMMAはコネクタの規格が微妙に違うということを、です。つまり、テストスイッチが効かなかったり、スピーカーが片方しか鳴らないのは、コネクタ仕様の違いが原因だったわけですね。そうと判ればということで、数年ぶりに名作シューティングアクションを堪能しました*5。いやぁ、いいゲームは何年経っても色あせないですね*6
ニューマンアスレチックス」と「ウルフファング」を堪能しすぎたため、時間の都合で「テラフォース」の起動チェックは断念しました。MV−4を元に戻して、起動確認です。・・・音が出ません。ROMカセットとハーネスの差込を確認して、再起動・・・音は出ましたが、微妙な違和感を感じます。・・・右からしか音が出ていません。MV−4のハードウェアチェックでサウンドのチェックを行うと・・・やはり左チャンネルから音が出ません。
んー、仕様の微妙に違う基板を接続したため、スピーカーが壊れてしまったのでしょうか?実は仕様の違う部分に、スピーカーの出力の部分があり*7、極性の違う信号を入れてしまったようなのです。ソレが元かどうかは判りませんが、とにかく左のスピーカーから音が出なくなってしまいました(;´д⊂)。
うーん、左右繋ぎ変えて音が出るか確認して、最悪スピーカー交換かなぁ。それ以上に、JAMMA→MVS変換ハーネス作らなきゃ。

*1:そのゲーム基板をテストモードにするスイッチ。

*2:サービス、つまりタダでゲームを出来るようにするスイッチ)のこと。お金を入れること(クレジットという)と同義でないのがミソ。基板によっては、サービスとクレジットを別々でチェック・集計しているものもある(MVSとか)。

*3:基板によっては、基板上にスイッチがあったり、ディップスイッチの設定でテストモードで起動したりする。

*4:購入直後に結構がんばったが、塗りかえれずorz。

*5:もちろん?途中でゲームオーバー。激ムズである。

*6:ちなみに1991年末のリリース。

*7:もちろんテストスイッチの配線も違った。